iPhoneから同一ネットワーク上にあるMacにiPhoneからアクセスしてみた
もう桜が咲いてますね。今年は例年にもまして早いそうで。
システム開発時に開発しているMacに対してiPhoneからサイトの画面確認をするときにiPhoneの実機を使って確認したい時てないですか。ありますよね。いや絶対にあるはずだ。
ただ、IPアドレスではなくてホスト名やサブドメインなど使ってiPhoneからアクセスしたいんだけどiPhoneからどうすんの?
みないな事ないですか。ありますよね。いや絶対にあるはずだ。
Macだとhostsファイルを
127.0.0.1 hoge.hogehoge.com
というように設定すれば良いだけだけど、iPhoneだとそういう訳にはいきませぬ。
じゃあどうすれば良いのという事でそれを解決しましょう。
上記に述べた事はこんな感じですね。
hoge.hogehoge.com
というホスト名にiPhoneから接続したいけどhostsファイルが変更できないからどうすれば良いのふぅぇ〜んという事ですね。
まずはいつものbrewを使ってunboundをインストールします。
unboundて何という方は自分で調べてください。
brew install unbound
インストールが完了したら次に設定ファイルを直します。
ちなみにMac側のIPアドレスを192.168.100.102としましょう。
vi /usr/local/etc/unbound/unbound.conf
デフォルトだと殆どコメントアウト状態で使い物にならないからserverという項目に対して以下を追加しましょう。
server:
interface: "0.0.0.0"
access-control: 192.168.100.0/24 allow
username: "nobody"
local-data: "hoge.hogehoge.com A 192.168.100.102"
以上でおk。
local-dataには接続したいホスト名とMac側のIPアドレスを設定します。
後、ここのaccess-controlのサブネットIPには注意ね。
Mac側のIPアドレスが192.168.24.2とかだったら
access-control: 192.168.24.0/24 allow
になるからね。
以上が終わればunboundを起動しましょう。
バックグラウンドで動かす必要がなかったので以下の方法で動作させてます。
sudo /usr/local/sbin/unbound -d -c /usr/local/etc/unbound/unbound.conf -v
これでunboundが起動されました。
次にiPhone側の設定です。これは簡単ですね。
設定を選んで 「Wi-Fi → [繋がっているネットワーク]」を選択した後、
DNSの欄に「192.168.100.102」を最初にくるように追記します。
「192.168.100.102」の後は「,」(カンマ)で区切っておいてください。
以上で終了です。
iPhoneからSafariで先ほどのhoge.hogehog.comで接続してみてください。
無事に開発用マシンのサイトが表示されたはずです。
もし接続されないという方はある程度時間をおくか、unboundを再起動してみてください。
これでiPhoneでの実機確認もはかどりますね。
iPadも同じくWifiの設定を変えれば良いだけですね。Andoroidは知りません。